アルパカの整理箱

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ようこそ

昨日来日したダライ・ラマ法王のメッセージを

アップしました。

「ダライ・ラマ１４世「チベットの自治を願うのみ」中央日報編集する 2008年04月11日15:53

「チベットの自治を願っているだけ、独立は願っていない」

「再三話すが、チベットの独立を要求しているのではない。チベット内の仏教・文化をはじめとする魂を維持したい。私たちは真の自治権を願っている」－－。

チベットの宗教指導者のダライ・ラマ１４世（７２）が１０日午後、日本の成田空港近くにあるヒルトンホテルで日本のマスコミ、ＣＮＮ、ウォールストリートジャーナル、ＡＦＰなど限られた内外信の記者約５０人と約４０分間にわたって会見を開きこのように話した。

中央日報が韓国のマスコミとしては唯一だった。ダライ・ラマ１４世はこの日、インドから米国シアトルへ向かう途中、トランジットのため約１０時間、日本に滞在した。

ダライ・ラマ１４世は北京五輪について「はじめから北京五輪を支持してきた。（中国は）オリンピックを開く資格が十分ある国だと考えている」と述べ「中国政府が現実的な判断を下してくれるならば、開幕式を見たい」と話した。

しかし「大国は大国らしく世界平和に大きな貢献をしなければならない責任がある」とし、中国に対して道徳的な権威を持つべきだと要求した。最近ロンドン、パリなどで北京五輪の聖火リレー中に行われた抗議デモについては「基本的な表現の自由は認めるべきだ」と述べながらも「決して暴力を行使してはいけない」と強調した。

次はダライラマ１４世とのインタビュー。

－－最近北京五輪聖火リレーに関して、ヨーロッパや米国など各国で抗議デモが頻発しているが。

「中国は全世界で最も人口が多いの国家であり歴史のある国だ。したがって中国がオリンピックを開催するには十分な資格がある。聖火リレー中、いろいろなことが起きているようだが、北京五輪を支持する私の姿勢に変わりはない。しかし、チベットに住む国民に表現の自由が与えられていない。人権と密接している問題なのにも関わらず、状況が好転する兆しがない。そのためこのような事態が起きているのだと思う。チベットの民が自らの意思を表現するのは、彼ら自身の問題だ」

－－中国人に言いたいことがあるならば。

「これまで中国にいる兄弟姉妹たちはチベットの国民と同じ兄弟姉妹だと思ってきた。チベット問題が発生し、中国内に“ダライ・ラマとチベットは反中国”というイメージが定着してしまったが実際は違う。チベットの独立を要求しているのではない。チベット内の仏教・文化・教育などを保存したいだけなのだ。中国もチベットとこういったものを共有してきたと考えている。軍や外交は中国が掌握してもいい。ただし、私たちに真の自治権を与えてほしいのだ。それにも関わらず、中国の指導部は私たちが独立を要求していると歪曲し“反中国”だと吹聴している。先月１０日以降、チベットの首都ラサで起きた騒乱は、チベット人の胸の中にあった深い怒りが爆発したものだ。これを独立要求とつなげて考えるのは間違っている。私の北京五輪支持に変わりはないのに、中国では私を悪魔のように扱っている。私は人間であって悪魔ではないことを願っている。私が悪魔なのかそうではないのかは皆さんが判断してほしい。中国政府がダライ・ラマを悪者だと吹聴し、それが歪曲され（国際社会で）信じられてしまう状況が悲しい。さまざまな状況を中立的に見てもらえるよう願っている」

－－チベット暴動をどのように解決しなければならないと考えているのか。

「今回の暴動で数百人が犠牲になり、数千人が逮捕・投獄されたという情報があるのにもかかわらず、中国政府は透明な説明を行っていない。中立的な国際機構が直接チベットに入って調査することを提案する。法を犯せば処罰しなければならない。しかし暴力を行使しなかったとしても、政治的な意図から（処罰が）行われたかどうかについては徹底的に調査を行い、判断を下さなければならない。皆さんが同意してくれるなら関心を持って報道してほしい。そうでなければ忘れてくれ。（大きく笑う）」

－－中国政府はダライ・ラマがいなければ事態が解決すると考えている。脅かされたり脅迫されたりしていることはないか。

「チベット暴動の後、多くの国家指導者が心配してくれた。できることならば皆さんがチベットを訪問し、どのような状況なのかを見てほしいと国際社会にお願いしたい。歪曲された情報と不必要な誤解があると考えている」

－－北京五輪が終わった後、中国がチベット暴動について強力な対応するという見通しもあるが。

「最近の事態はチベット国民がどのような状況にあるのかをよく表している。新彊自治区でもチベットのような事態が起きている。これから（中国政府が）現実を認め、それに合う解決策を見出さなければならない時がきた。何か危機が起きるたびに暴力を行使して解決するというのは時代に逆らった方法だ。透明性を確保しなければならない。それでこそ中国国民のイメージも良くなる。中国は国力に見合うように世界平和に大きく貢献しなければならない責任がある。道徳的な威厳も同時に持つべきだと思っている」

ダライ・ラマはこの日、自分の発言が国際社会に及ぼす影響を考慮したようで会見当初、慎重に発言していた。しかし会見が進むにつれ声が高まり拳を握り、腕を大きく動かしながら語るなど力のこもった口調に変わった。

この日の会見場には１００人の警備員が配置され、人々がダライ・ラマに接近できないように会見場内部の中央をテーブルでさえぎった。持ち物検査だけでも１時間以上かかった。ペットボトルと傘の持ち込みが禁止され「凶器になる可能性がある」として鉄製の椅子も全て撤去された。そして５０人あまりの取材陣は床にしゃがみこんで会見を取材しなければならなかった。

中央日報より転載しました。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=98615&servcode=A00§code=A00

タグ：: #アジア情勢

ようこそ

大変感動的なメッセージのご紹介です。

地球中に届きますように。。。

「中国の皆様への呼びかけ」
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/message/080328_to_the_chinese_people.html

（一部抜粋転載）
古代から、チベットと中国の人々は隣人として暮らしてきました。チベットと中国の有史2000年を振り返りますと、友好的な関係を育み、中国から妃を迎えた時代があったその一方で、剣を交えた時代もありました。しかし、仏教がインドからチベットに伝わる以前に中国で花開いてからというもの、我々チベット人は歴史的に中国の人々をダルマ（仏法）における兄姉として敬愛してまいりました。

タグ：: #アジア情勢

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